昨年10月に就任した葉山町の田邉高太郎副町長が5月末で辞任することが20日、明らかになった。10日付で同氏が辞表を提出。理由について「政策に対する根本的な考え方が町長と違った。町政の混乱を避けるため、辞意を決意した」と説明している。
同町では07年から副町長職が不在になっていたが、山梨崇仁町長が「円滑な行政運営のため必要な役職」として採用を決定。県内では初となる公募形式で募ったところ88人の応募があり、公共政策の研究や行政経験で実績のあった田邉氏を採用した。任期は当初4年を予定していたがわずか8カ月での辞任。山梨町長は「見解に相違があったことは残念に思う」とし、副町長が再び空席になったことについては「役割は自分がこなす。町政に支障はない」と述べた。また今後の副町長の採用については「今のところ予定はない」と話した。
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