逗子海岸で16日、お盆千燈供養祭「精霊(みたま)おくり」が行われた。先祖をはじめ、有縁無縁の仏を供養するお盆送り火の行事で逗子仏教会と同檀信徒協議会の主催。海岸中央では祭壇が設けられ、供養に訪れた人が列を作り、読経があげられる中老若男女が故人に思いを馳せながら手を合わせた。
今年も東日本大震災物故者の供養も捧げられ、鎮魂と、復興への祈りが捧げられた。故人名や戒名が書き入れられた灯籠にはほのかな明かりが灯され、あたりは幻想的な雰囲気に。この日は3年ぶりに精霊船による曳航も行われ、海岸を埋めた人々が海上に浮かぶ灯りを眺めながら精霊を見送った。訪れていた女性は「こういう行事の機会に先祖との繋がりを改めて大切にしたい」と話していた。
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