12日、投開票された神奈川県議選で逗子市葉山町選挙区(定数1)は、現職の近藤大輔氏(45・無所属)が元職の矢部房男氏(62・自民)を大差で破って3選を決めた。矢部氏に対し、ダブルスコアに近い2万158票を獲得し、現職の強さを見せつけた=中面に関連記事。
2011年の無投票を経て、8年ぶりの対決となった両氏。近藤氏は少子高齢化に伴う自治体運営のあり方や将来を見据えた政策の必要性を強調。近隣自治体との連携も重要とし、平井竜一市長や山梨崇仁町長の応援も取り付けた。結果を受けて「率直に嬉しく思う。選挙戦だけでなく、これまでの議員活動を評価していただけた結果と受け止めている」と述べた。
一方の矢部氏は自民党の公認を受け出馬。政権与党の強みや市議3期、県議4期の実績をアピールしたが及ばなかった。「予想以上に厳しい結果だった」と振り返り、「政治家としてはラストチャレンジのつもりで臨んだ。今後は政治を志す人を応援していく」と引退する意向を示した。
同選挙区の投票率は41・73%で07年を6・55ポイント下回った。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|