葉山警察署(泉山栄治署長)は先月28日、町内で迷子になった幼児を保護した、葉山中学校1年生の岩本昴大君(12)に感謝状を贈呈した。雨の降る夜道、保護者を探すとともに警察に届け出るなど適切な対応で、事故や犯罪の未然防止に寄与したとして、その善行を称えた。子どもに怪我などはなく無事だった。
岩本さんが迷子を見つけたのは同13日、午後8時半ごろ。塾からの帰り道、堀内の路上で泣いている男の子を目に留めた。あたりは暗く、傘もささずに一人。見回しても近くに保護者はいない。迷子だと分かった。その場で保護し、男の子を連れだって近くのスーパーで親を探したが見つからず、約400m離れた地区内の交番まで腕に抱えて連れて行き、署員に事情を伝えた上で引き渡した。
同じころ、男の子の両親も自宅からいなくなった子どもに気付き110番通報。名前や年齢が3歳であったことなど特徴が一致したため、その後すぐに迎えにいくことができた。
「適切な対応のおかげで事故や犯罪に巻き込まれずに済んだ」と同署。泉山署長は「正義感と使命感が強くなければなかなかできることではない」と称えると、岩本君は「(男の子が無事に親もとに帰れて)良かったです」とはにかんだ。
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