逗子市の平井竜一市長は先月31日の定例記者会見で、「池子の森自然公園」の緑地エリアを来年3月中旬にも開園させる方針を明らかにした。当面は土曜、日曜、祝日に限りオープンさせる。
緑地エリアには広葉樹を中心に広大な自然林が広がっており、昆虫や鳥類など希少な生き物も多く生息している。市が6月まで行った自然環境調査では、ホタルやユビナガコウモリ、シュレーゲルアオガエルなどを確認。こうした環境を守る保全策や地下壕などに安全対策を図った上で限定的に開園する。本格的な活用については専門家の意見を踏まえ、今後検討する方針。開園に合わせ、現在の正面ゲートだけでなく、久木側からも歩行者、自転車の通行が可能になる。
同公園は、昨年11月に池子米軍家族住宅地区の一部40 haが共同使用されたことに伴い、今年2月に開園。緑地エリアに先行して、運動施設の市民利用が始まっている。
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