災害時の行動や備えを東日本大震災の教訓から考える防災講演会が先月23日、逗子文化プラザホールで催された。津波で多くの犠牲者が出た大川小学校(宮城県石巻市)で次女、みずほさん(6年生・当時)を亡くした元中学校教員の佐藤敏郎さんが登壇。集まった約50人の来場者に「あの時のことが無駄にならないよう、3・11を自分事にしてほしい」と訴えた=写真。NPO法人環境ファミリー葉山と下山口白石地区まちづくり推進協議会の主催。
大川小では児童74人を含む84人が犠牲になった。佐藤さんは当時、中学校で避難などの対応に追われ、愛娘と再会できたのは3日後。その後悲しみを抱えながらも、心に傷を負った子どもたちと向き合った。
子どもらが避難できる状況があったにも関わらず被害に遭ったことについて、「教師全員が子どもを救おうと思っていたはず」としながら「(避難を)組織として意思決定できていなかったのでは」と推測。「本当に守るべきは命。そのための議論を深めてほしい」と呼びかけた。この日は逗葉地域の防災の課題を考えるパネルトークも行われた。
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