記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 5月27日0:00更新
政治家としての人生に未練でもあるのだろうか。覚せい剤の所持・使用の罪に問われた元葉山町議の細川慎一被告に懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決が言い渡された。報道によれば本人は謝罪を述べ、控訴をしない意向を示している。だが一方、議会が失職処分を下したことに県へ不服審査を申し立てており、復職への可能性は残したままだ。申し立ては「法の運用が間違っている」ことが理由だという。今回の一件が社会、とりわけ葉山町の印象に与えた影響は極めて大きい。道義的責任を取って潔く身を引くことが、せめてもの誠意だと思うのだが。いくら考えても合点がいかない。