明治40年代に逗子市で操業していた味の素の製造工場ついて知る講演会が7月8日(金)、逗子市民交流センター会議室で行われる。「ちょっと昔の逗子のお話の会」(野村昇司会長)の主催。午後1時30分から。
製造工場は現在の田越川沿いの住宅街(逗子2丁目)にあった。元々はヨードや硝酸、アルコールなどを製造していたが、化学者の池田菊苗が発明したうま味調味料の事業化契約を得てからは味の素の生産を開始。1911(明治44)年に湘南一帯を襲った暴風雨で葉山の工場とともに壊滅的な被害を受けて操業を停止するまで、主要生産拠点として機能していた。
当日は同会会長で元逗子教育長の野村昇司さんが逗子工場を巡る歴史や地元との関わりなどについて話す。参加費500円。定員30人。市教委の後援で16年度逗子市市民活動支援補助金交付対象事業。問合せは同会、山田さん【電話】046・871・9674
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