改選4議席を12人が争った参院選神奈川選挙区(7月10日投開票)で、トップ当選した自民党現職の三原じゅん子氏(51)が逗子市、葉山町のいずれでも最多得票を獲得した。神奈川選挙区では100万票を超えトップ当選した三原氏に続き、公明新人の三浦信祐氏(41)、民進党元職の真山勇一氏(72)、無所属現職(9日付で自民党公認)の中西健治氏(52)が議席を獲得した。
自民県連の支援を受けた三原氏。比例代表から鞍替えとなる初の選挙戦となったが、元女優の知名度を生かし他の候補者を寄せ付けなかった。がんを克服した経験から社会保障の充実や女性が活躍する社会の推進を訴え、2期目に向けては「介護に関する要望を多く受けた。女性の育児や介護の負担を減らし、男性の働き方を変える政策に取り組みたい」と抱負を語った。
神奈川選挙区では4位当選だった中西氏は2010年の参院選で旧みんなの党で初当選。解党で無所属の出馬となったが、自民・麻生太郎副総裁や旧みんなの議員の支援を取り付けた。逗子や葉山の選挙ポスターには旧みんな代表の浅尾慶一郎氏との2ショットを採用。同氏の支持層に訴えかけることで票を伸ばし、両市町では2番手につけた。
両市町の得票では元ニュースキャスターの真山氏が3番手、共産党新人の浅賀由香氏(36)が4番手、神奈川選挙区で2位当選した三浦氏は5番手だった。
県全体の投票率は前回を0・99ポイント上回る55・46%。逗子市は60・95%で前回比2・2ポイント増、葉山町は60・21%で1・75ポイント増だった。
選挙権が18歳以上に引き下げられた今回の参院選。逗子市では新たに約千人、葉山町では約600人が有権者に加わった。両市町の選挙管理委員会では今後、18・19歳の投票率を推計し調査分析するという。
期日前投票者数は、県内が約101万7180人で13年参院選の1・16倍。逗子市が9882人で1・06倍、葉山町が4394人で1・17倍だった。
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