久木中学校2年の杉匠真君(13)=新宿=が9日までスペインで行われたウインドサーフィンの世界大会「グランカナリア ウインド&ウェーブフェスティバル」に出場し、ユース(12-13歳)部門で準優勝に輝いた。トッププロの登竜門とも言われる世界最高峰の舞台で、同世代の頂点を初めて視野にとらえた。
ウインドサーフィン世界大会で2位
大会のユース部門には西、独、伊、ハワイなどから26選手が参加。杉君は波に乗りながらジャンプなど技の難易度や完成度を競うウェーブ種目で出場した。
逗子海岸でインストラクターをしている純太郎さん(50)を父に持ち、小学1年生から競技を始めた。数々の大会で最年少優勝記録を更新しているほか、今年4月には逗子海岸で行われた大会のスペシャルクラスで大人に混ざりながら優勝を収めるなど、目覚ましい成績を残している。
ユースの世界大会への出場は今回で2度目。昨年11月にハワイ・マウイ島で開催された大会では予選敗退と苦い思いをしたこともあり、悔しさをバネに練習を重ねてきた。
8日間を戦う要の初戦。調子は良かったものの「緊張感はあった」と振り返る。最初の技は逗子の海で繰り返し練習してきた「フォワードループ」。空中で身体ごと縦に1回転する大技だったが見事成功させ、勢いそのままに次々と技を決めていった。予選では2位で通過、決勝でも地元スペイン選手に次ぐ高得点をマークし、表彰台を射止めた。純太郎さんによると同大会での準優勝は日本人選手では初の快挙という。大会を振り返って杉君は「1位になりたかったけど、世界で初めて表彰台に乗れたのは嬉しい」と笑顔を見せた。
杉君は11月にもハワイの世界戦に出場する予定で「昨年のリベンジマッチ。今回の結果を生かして優勝を狙いたい」と意気込んだ。
![]() 表彰台で笑みを浮かべる杉君(左)
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