逗子市民交流センターのフェスティバルパークで19日、「地元の豆腐屋さんのみそづくり」と題した体験会が催された。事前応募で集まった市民を含む約120人が参加。青空の下、講師の手ほどきを受けながら親子連れらが挑戦した。
みそ作りを通じて市民同士で交流を深めてもらおうと同センターが主催。久木の「とうふ工房とちぎや」が協力した。
この日は津久井で栽培される「津久井在来大豆」約150キロを用意。参加者は鉄の大釜で茹で上げた大豆をビニール袋に入れて手で潰し、麹と塩を混ぜ合わせた。みそは自宅に持ち帰って熟成させ、10月頃に食べごろになるという。
母親と参加した桜井仁美ちゃん(7)は「みそ玉を樽に投げるのが楽しかった。出来上がったらきゅうりにつけて食べたい」と笑みを浮かべていた。とちぎやの亀田勝さんは「昔から日本食には欠かせない調味料。市販品でなくとも手作りできる過程を知ってもらえたら」と話した。
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