葉山小学校6年生の浅野稜悟くん(11)が7月下旬に開催された「全国少年少女レスリング選手権大会」に出場し、男子6年42kg級で初優勝に輝いた。「大会に出場できる最後の年だったので、勝てて嬉しい」と喜びをかみ締めた。
同階級には全国から19選手が出場。第2シードの浅野くんは初戦を10-0のテクニカルフォールで快勝すると、その後も対戦相手に1ポイントも譲ることなく快進撃を続けた。決勝戦では序盤こそ攻めあぐねたものの、ラスト50秒で得意のタックルを決め、見事勝利。「最後まで自分から積極的に攻めることができた」と大会を振り返る。
週4日、所属する逗子キッズレスリングクラブで稽古を重ねる。大会には小学3年生のときから出場してきたが、これまでは全て3位であと一歩及ばなかった。「家族や応援してくれる周りの人が喜んでくれたのも嬉しい」と浅野くん。来年2月に行われる全国選抜が小学生で臨む最後の全国大会で「そこでも優勝できるよう頑張りたい」と意気込んだ。
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