起業を目指す人や創業間もない女性らが開発した商品やサービスを試験的に販売する「逗子創業カフェ」が11日、逗子銀座通りの一角に期間限定でオープンした。雑貨や小物の販売、ヨガ教室などを手掛ける24人が日替わりで出店。来店者に直接商品を手に取ってもらい、消費者のニーズを汲み取ることで事業計画の検証などに役立ててもらう。
市や市商工会、地元金融機関などからなる「逗子創業支援ネットワーク」が主催。同ネットワークでは昨年度から趣味や技術を仕事に活かしたい女性らを対象に財務や経営管理など専門知識を教える創業スクールを開いている。
市商工会によると個人事業所の場合、法人と比べて経年ごとの継続率が低く、創業当初の見込み違いが事業の存廃に影響を与えるケースが多い。そのため、開業に不足しがちな知識やノウハウを養ってもらおうと今回初めて企画した。同時に支援機関の存在をPRすることで、市内で創業する機運を高める狙いもある。
場所は同商店街の空き店舗を活用。広さ約50平方メートルの店内を出店者が共有し、午前と午後に分かれ、数店舗が日ごとに出店する。出店者は店頭で接客をしながら商品説明をするほか、来店者から商品価格や用途についての意見も聞く。
初日の11日にはインテリア雑貨や羊皮を使ったバッグの販売、ドライヘッドマッサージなど6人が参加し、ブースを設けた。セレモニーで、桐ケ谷覚商工会長は「創業や事業を続けていくことは大変なこと。限られた日数ではあるが、多くの方に商品のアピールをして、営業の第一歩に役立ててほしい」とあいさつ。
手編みの帽子や小物を出品する大森渚さん(36)=沼間=は「店頭だとネットと違って面と向かって販売ができる。来店した人の声を直接聞いて、消費者ニーズを汲み取りたい」と意気込んだ。
創業カフェは9月29日(金)までの午前10時から午後4時。日曜定休。問合せは市商工会【電話】046・873・2774
![]() 逗子銀座通りの空き店舗を活用
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