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逗子・葉山版 公開:2017年9月22日 エリアトップへ

県立近代美術館葉山 生誕160年記念し連作公開 「マックス・クリンガー版画展」

文化

公開:2017年9月22日

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《第1の未来》 『イヴと未来』部分(1898年)から 神奈川県立近代美術館蔵
《第1の未来》 『イヴと未来』部分(1898年)から 神奈川県立近代美術館蔵

 19世紀から20世紀の転換期にドイツで彫刻家、画家、版画家として活躍したマックス・クリンガー(1857-1920)の生誕160年を記念した企画展が県立近代美術館葉山で始まった。11月5日(日)まで。

 クリンガーの版画作品は、卓越したデッサン力と高度な銅版画技法に裏打ちされた緻密な描写が特長。写実性の中にも幻想的な世界観を醸しており、シュルレアリスムの先駆者とも評されている。

 同展では、同館が所蔵する『イブと未来』(作品III・全6葉)『手袋』(作品IV・全10葉)などの版画連作を公開。ベルリン美術館総長を務めたビルヘルム・ボーデやクリンガー自身の蔵書票なども展示し、その版画作品の魅力に迫る。

 月曜休館(10月9日は開館)。開館は午前9時30分から午後5時(入館は4時30分まで)。入館料は一般1200円。

 会期中は関連企画として、担当学芸員によるギャラリートーク(10月15日・21日・11月2日、各午後2時から2時30分)、クリンガーをテーマにした入門講座(10月7日、町福祉文化会館で午前10時から11時)も予定されている。問合せは同館【電話】046・875・2800

コレクション展同時開催

 同館では同じ会期でコレクション展「1937-モダニズムの分岐点」を開催している。軍国主義が色濃くなる一方、モダニズムの一つの頂点を迎えた1937年前後に焦点をあて、同時代の作家らが制作した油彩や版画約50点を中心に展示。当時の日本の美術を紹介するとともに前衛美術の国際的な動向を辿る内容となっている。

 観覧料は一般250円。開館日時同。問合せは前述、同館へ。

《アモール》 『手袋』部分(1898年)から 神奈川県立近代美術館蔵
《アモール》 『手袋』部分(1898年)から 神奈川県立近代美術館蔵

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