任期満了に伴う逗子市長選挙(12月9日告示、同16日投開票)で、逗子市商工会長で市内の工務店(株)キリガヤの社長・桐ケ谷覚氏(69)=写真=が立候補を表明した。現職の平井竜一市長は、先月開かれた市議会本会議で立候補の意思を問われたものの、明言しなかった。
桐ケ谷氏は先月21日、市商工会館で記者会見を開き、無所属で市長選に立候補すると表明した。
桐ケ谷氏は「市の財政が危機的状況に陥るなか、平井市政はそのシグナルを見落とした。旧来のモデルはこれ以上通用しないのは明白」と指摘。自らの会社経営の経験を生かし、財政再建に取り組みたいとした。また、税収増を課題とし、トップセールスでIT関連の企業誘致を進め、地元の女性が起業しやすくする環境整備なども行いたいとした。
桐ケ谷氏は秋田県出身。立教大学卒業後、市内の(株)桐ヶ谷材木店に入社。社名が(株)キリガヤ変更後、1992年に社長に就任した。現在は市商工会と市観光協会の会長を務めている。
現職の平井竜一市長は先月26日に開かれた市議会本会議で、松本寛議員(真・無所属の会)から立候補の意向を問われたものの、明言を避けた。
現時点で立候補を表明しているのは、桐ケ谷氏のみ。 (10月2日起稿)
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