亀岡八幡宮 歴史と人びと〈第8回〉 初詣と守り亀
亀岡(かめがおか)八幡宮は2019年4月、社殿の改築から100周年を迎えます。このコラムでは、氏子会の皆さんのご協力のもと、その歴史や関わる人々を紹介します。
亀岡八幡宮では、12月25日から社務所を開き、30日までお札を売る。大晦日の23時頃からは、「2年参り」をしようと、多くの人が集まり始める。
元旦から販売するお守りのなかでも人気なのは「守り亀」。これは、亀岡八幡宮囃子保存会の前会長で、諸星畳店の諸星賢一さん(80)が手作りし、奉納しているものだ。
祖父の代から世話人を務めるなど、同宮とのゆかりが深い諸星さん。30年前、畳職人としての技術を生かし、イ草で亀を作ってみようと思ったのがきっかけだったという。
当初は大小さまざまなサイズを試作。その後、神輿に備え付けられるようになると、縁起物として求める人が続出した。デザインはすべて諸星さんのオリジナルで、ひとつ約2時間かけて編み上げる。しっぽが長いのが特徴で、「子どもが読んでいた浦島太郎の絵本を参考にした」という。
守り亀は例年、元日のうちに売り切れてしまうが「気が向いた時にしか作れないから、そんなに数ができないんだ。欲しい人は早めに神社に来てください」と笑顔で話していた。
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