葉山町で活動する市民団体や教室などが、日頃の活動紹介や、練習の成果を披露する「第19回葉山まちづくり展」がきょう、5月17日(金)から19日(日)まで、町福祉文化会館で行われる。午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。
大会議室では29団体がブースを出店。二子山山系自然保護協議会は迷わず安全に下山する方法を紹介するほか、葉山わな猟の会は、実物大のイノシシの写真を展示。はやま防災ネットワークは町のハザードマップを紹介しながら、来場者とともに、いざという時の行動を考える。また、まちづくり団体によるアンケート調査の結果発表なども行われる。
ホールでは演奏会や空手道演舞、木遣、和太鼓演奏などの披露が行われる。大会議室やホワイエでは、おてもと製作や蜜蝋ラップ作り、町内の竹林整備で出た不要な竹を利用した竹細工などのワークショップも開かれる予定。葉山産サザエを使ったサザエご飯やビア缶チキンなど、町内の飲食店による出店もあり、家族で一日を通して学び、遊べる内容になっている。また、会場では「皇室思い出写真展」を開催。皇室関係者と町民との交流を収めた写真などが展示される。
イベントに関する詳細は、町役場や町立図書館などで配布されているチラシで確認を。
芸術祭とコラボ「フォーラム」
葉山芸術祭と葉山まちづくり協会のコラボイベント「ローカル アクション フォーラム」が5月26日(日)、町立図書館2階ホールで開かれる。午後1時から5時頃まで(途中休憩あり)。
3年前からそれぞれのパンフレットに告知を掲載し宣伝協力を行い、昨年は活動を紹介するアーカイブ展やパンフレット・ポスター展を行ってきた縁から、今回は「より有意義な企画を」とフォーラムを初開催。「ワクワクするまちづくり」をテーマに、イベント関係者やまちづくりに携わる当事者がパネリストとして登壇する。
基調講演には、地域の資源を生かしたまちづくりや仕事作りを行っている「まちとしごと総合研究所」代表の東信史さんを京都から招へい。東さんは関西地域を中心に、大都市ではない地域だからこそできる暮らし方や働き方を提案。住民と共に創出しているほか、京都祇園祭ごみゼロ大作戦などを行っている。「自分事として楽しくかかわれる場作り」「支援団体や活動団体のありかた」などをテーマに地域のこれからを語る。
パネリストは、朝山正和さん(葉山芸術祭実行委員)、川崎直美さん(葉山まちづくり協会理事)、清水明絵さん(はやま食卓プロジェクト実行委員会代表)、福田和則さん(株式会社エンジョイワークス代表取締役)の4人。それぞれの活動紹介や抱えている課題、今後の展望などを披露し、これからの葉山におけるまちづくりについて参加者と共に考える。参加無料で定員60人。問い合わせは【電話】同協会046・876・0421へ。
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