9月27日(金)に開催されることが決まった逗子海岸花火大会に向け準備が進められている。有料シート設置に向けた調整が大詰めを迎えているほか、リストバンドの先行販売、募金箱の設置が始まり、実行委は広く協力を呼び掛けている。
今月14日、逗子市観光協会と逗子海岸花火大会実行委員会が記者会見を開いた=写真左。桐ケ谷覚逗子市長や三宅譲商工会会長のほか実行委のメンバーが集まるなか、山上良実行委員長は「これまで夏の訪れを告げる花火大会だったが、今年は海岸から海の家が撤去された後に行う。たくさんの思い出を詰め込んだ、皆さんにとって夏の集大成となるような花火にしたい」とあいさつ。その後、桐ケ谷市長から警備費にあたる1300万円を市観光協会に補助する2019年度一般会計補正予算案を提出、可決された経緯が説明された。
目標1千万円
今年の花火大会はこれまでと同じ7千発を打ち上げる予定で総事業費は5800万円。そのうち、警備費相当額の1300万円を市が補助し、残りを特別協賛と、市民や地元企業、市外からの寄付や協賛金でまかなう。山上委員長は実行委で集める目標額を1千万円以上とし、協賛シートやメッセージ花火の「一般協賛」、広告や協賛席などによる「企業協賛」のほか、リストバンドや募金、ふるさと納税で募るという。
昨年初めて製作したリストバンドはデザインを一新=写真右下。明るい黄色を主体に、シンプルな花火マークをつけ、一目で「サポーター」とわかるよう、目立つデザインにした。
すでに山上輪業(逗子市逗子4の3の1)、はんこ屋さん21逗子店(逗子市逗子7の1の56)、住和不動産(逗子市桜山4の6の1)、市観光協会窓口で先行販売を開始している。税込500円。
また、市内の飲食店や商店など100カ所以上に募金箱を設置した。「皆さまのご協力をいただき、一丸となって開催出来たら」と実行委は呼び掛けている。問い合わせは市観光協会【電話】046・873・1111(内線286)へ。