「この街で一番のオムライスショップ」。ちょうど1年前、こう書かれた看板を掲げ、文字通り人気店となったのが「SUNDOWNER(サンダウナー)東京オムレツ」だ。
「オムさん」の愛称で呼ばれている店主の佐渡友善裕さん。もともとアパレル会社に勤めていたところ、友人から「東京オムレツ」を引き継いだ。キッチンカーで都内のオフィス街を中心に営業していたという。
その後、逗子海岸の海の家で働いたことをきっかけに、この街に魅了された。「夏の間に毎日見た夕日にやられてしまった。当時は都内に住んでいたんですが、”逗子ロス”になりすぐ引っ越しました」と振り返る。
逗子葉山で間借りして営業するなかで、今の物件に出会った。スナックだった店内は自ら改装。ソファーやテーブルはそのまま使い、かつての雰囲気を残した。
看板メニューはオムライスとタマゴサンド。美しい見た目とたっぷりのボリュームで、インスタ映えを意識する若者から海でひと汗かいてきたセーラーやサーファー、近所の親子連れなど客層は幅広い。「美味しいと言ってくれるのが、やっぱり一番嬉しいですね」
市内外から客足が絶えないが、店の規模を広げるつもりはない。「逗子の街のようにゆったりやっていきたい。60とか70歳になっても、奥さんとのんびり店を続けることができたら」と笑顔で語った。
SUNDOWNER東京オムレツ、逗子市逗子6の5の1藤和5番館W&G2階【電話】046・815・6482【URL】https://www.instagram.com/sundownertokyoomuretsu/
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|