逗子市久木に店を構える「とうふ工房とちぎや」が、今年4月に発行された食育絵本『まほうのおまめ』(文藝春秋)のなかで、豆腐の作り方を広く伝えている。
作者は料理家の辰巳芳子さん。食への思いを込めたという初の絵本作品だ。子どもたちに大豆が育ち、豆腐や納豆、味噌に”変身”する様子を紹介。和食に欠かせない食材であることに触れ、それを支える伝統技術を伝える。辰巳さんが主宰する「大豆100粒運動」に同工房も参加していたことがきっかけで、取材を受けたという。
津久井在来種や葉山たのくろ豆の栽培、商品への活用を行っているほか、味噌作りのワークショップなども行っている店主の亀田勝さんは「子どもたちに興味を持っていただけたら」と語った。絵本は逗子市内の学校へ寄贈したという。書店のほか、とちぎや店頭でも販売中。
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