逗子市在住で、国内外でマウンテンランナーとして活躍する宮地藤雄さんが先月27日、有志とともに神武寺ハイキングコース内に道迷い防止のための道路標識を2本設置した。
各地でレースや子ども向けの大会を通じ、山の魅力やスポーツの楽しさを伝える活動を行っている宮地さん。
この春、県をまたぐ移動の自粛要請などで近場を散歩する住民が増え、登山者の遭難や消防への救助要請が増えていることを聞き、発案したという。同日開催した大会「ジュニアトレイルミニ」の参加費から費用を捻出して制作。大会終了後、一帯を所有する神武寺に寄贈した。
宮地さんは「一歩間違うと危険。皆さんが山で道に迷うことなく、楽しめるよう役に立ったら嬉しい」と話していた。
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