逗子葉山を拠点に活動するキッズチアリーディングスクール「リノケイキーズ」が、地域の名所でダンスと声援を送る様子を収めた映像を制作した。インターネットで配信したところ各方面から反響が寄せられており、出演した子どもたちは「地域の人たちを笑顔に、元気にしたい」と視聴を呼び掛けている。
ハワイ語で「輝く子どもたち」という意味の同スクールは逗子市在住の長野実生さんが2014年に立ち上げた。現在、生徒は逗子葉山を中心に、4歳から中学3年生まで130人が在籍。日頃は葉山のスタジオで練習を積み、逗子市民祭りや葉山マラソン、新春の集いといった地域のイベントやデイサービスなどの施設でその成果を披露。元気と笑顔を届けてきた。
しかし、コロナ禍で状況は一変。活躍の場であるイベントは軒並み中止となり、スクールの出番も激減した。「この機会に映像作品を撮りたい」と考えていた長野さんは地元でプロモーション映像の制作などを行っている「葉山ドローン」の福長真さんと出会い、意気投合。地域に点在する名所を舞台に、ドローンからの空撮も活用したダイナミックな作品を作ることになったという。
子どもたちや保護者から「お気に入りの場所」を募り、逗子マリーナ、仙元山の見晴らし台のほか、海岸に抜ける葉山の小径など30カ所以上で撮影を実施した。米津玄師が作詞・作曲した「パプリカ」にあわせて元気いっぱいに歌い、踊る姿を収めた。
昨年末に公開したところ、「元気をもらった」「笑顔になった」といった反応のほか、逗子葉山の魅力を改めて知ったという声も寄せられたという。「何より、子どもたちが喜んでくれて良かった」と長野さん。「コロナ禍でなければ、このような作品を作ることはなかった。スクールの知名度向上にもつなげたい」と期待を込め、「多くの方に見ていただけたら」と話している。
映像は同スクールのホームページ【URL】http://pilatesuplaulea.com/で見ることができる。
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