逗子市消防本部で先月24日、「ミニ消防車」の完成披露式が開かれた。
市消防本部と消防団が昨年7月で発足から70周年を迎えたことから、記念事業の一環として行われたもの。
ベースとなる車両は株式会社葉山国際カンツリー倶楽部(片岡雅敦代表取締役)で実際に使用されていたゴルフカー。更新期を迎えた車両を同社が寄贈し、職員が消防車仕様に”カスタム”した。実物そっくりの赤色に衣替えし、ポンプや手動サイレン、赤色蛍光灯や手すりなど、本物さながらの装備を取り付けた。
今後、火災予防フェアなどのイベント時に”出動”し、子どもたちや市民への啓蒙活動に活用していくという。
林行雄消防長は「ゴルフカーの提供をいただき、大変ありがたい。子どもたちが笑顔になるよう、職員で真心こめて制作した。火災予防思想のより一層の普及を図っていきたい」と感謝を伝えた。式典に参加した同倶楽部の及川善規総支配人は「ちょうどゴルフカーの更新時期でタイミングが良かった。少しでも地域と社会に貢献できればと寄贈させていただいた。イベントで活躍し、子どもたちの笑顔に繋がったら嬉しいです」と話していた。
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