アカペラグループ「INSPi」(インスピ)のリーダーを務める 杉田 篤史さん 逗子市在住 43歳
逗子での縁 広げ深める
○…アカペラグループINSPiのリーダーで、2月5日には和太鼓グループとフラメンコギタリストとの異色のコラボライブを行う。4年前から逗子に移り住み、そこで得た出会いが繋がって実現した公演。「オリジナル曲も披露する予定。多くの人に、音楽の素晴らしさを感じてほしい」と意気込んでいる。
○…兵庫県出身。大阪大学時代に現在のメンバーとグループを結成し、2001年、人気番組「ハモネプ」に出演したことをきっかけにメジャーデビュー。これまで13枚のアルバムを世に送り出し、10カ国以上での公演、日立のCMソング「この木なんの木」を担当するなど、多方面で活躍。2017年、ハーモニーで人との調和を学ぶワークショップを始め、19年には株式会社hamo-laboを設立。企業や学校、自治体などでワークショップやイベントを行っている。
○…昨年12月にデビュー20周年を迎え、記念公演を開催した。コロナ禍で不安もあったが、万全の準備をして会場を埋めた1300人と喜びを分かち合った。「INSPiは死ぬまで続ける」。メンバー全員からそう聞きけたことも嬉しかったという。
○…デビュー以来、都内に住んでいたが、ワークショップの参加者に葉山在住者がいたことから、逗子でも開催するように。「月に1回訪れていたら、だんだんと帰りたくなくなって」と笑いながら振り返る。自然豊かな環境は創作にも好影響をもたらしている。「以前は年に1曲の時もあったが、今では毎週作るようになった」。散歩中にアイデアが浮かぶことが多く、特に長柄桜山古墳はとっておきの「曲作りスポット」という。「この街で生まれる音楽を通して、豊かな時間を共有したい」
|
|
|
|
|
|