葉山町が「エシカルシンポジウム」を3月26日、福祉文化会館で開催した。
SDGs達成のために町民や事業者と連携・協働して推進している「はやまクリーンプログラム」の一環で、エシカルアクション(自然環境や人、社会、地域を思いやった行動)を推進するもの。先日発表されたエシカルアワードの表彰式が行われたほか、上山口にある公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)の金振さんが登壇。最新の研究や葉山での調査から「世界を変えていくヒント」について話した。町は「はやまエシカルパートナー」制度を開始し、認定者には町としてさまざまな支援を行うことも発表した。
子どもの行動大人を刺激
小学生が主体となり毎月1回、ビーチクリーンを行っている「ブルーマーブル」も活動や思いを発表した。
メンバーたちはヨットのセイルをリサイクルした袋でごみを集め、プラ容器を使ってロゴバッジを制作。「ビーチクリーンに参加する人を増やしたい」と手作りクッキーを配布している。
集めたごみを分析し、その量や海岸ごとの特徴をまとめたほか、町内9つの小売店にプラ袋についてアンケートを実施。5月30日を「ごみゼロの日」として「袋を提供しない日に」と提案したところ、どこからも賛同が得られなかったことなどを発表した。身近な疑問から考え、行動する姿は大人たちを刺激。町老人クラブ連合会の山崎時彦会長は「素晴らしい活動。世代を超えて一緒に取り組んでいきたい」とした。次回は4月15日(土)、森戸海岸で実施。誰でも参加できる。午前9時から10時まで。最新情報はインスタグラムへ。
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