葉山中2年のセーリング選手・加原弦季さんが4月5日、山梨崇仁町長を表敬訪問した=写真。
江の島ヨットクラブジュニアに所属する加原さんは、2月に行われたJODAナショナルチーム最終選考会(OPクラス)で優勝を果たした。6月にスペインで開催される世界選手権に出場する。
前半のレースは緊張のあまり、実力を出せなかったという加原さん。風が吹いてくると自分のペースを取り戻し、一気に1位に躍り出た。
両親ともセーラーで、同席した母の奈緒子さんは2008年の北京五輪に出場した経歴を持つ。
身長170cmの育ち盛りだが、乗っている「オプティミスト級」の適正体重が42〜43kgとされており、体重が増えないよう気を付けているという。ただ、その体格を生かして風が吹く条件下では他の選手を圧倒。6月の大会も「風が強い会場だと聞いているので、上位に食い込みたい」と意気込みを話した。
山梨町長は「海外の人とたくさん話して、刺激を受けて。イギリスチームの選手たちに葉山から来たと言ったらきっとわかってくれると思う」とエールを送り、加原さんは「小学校の時に出会った先生に憧れて将来は先生になりたい。でもその前に五輪を目指します」と力強く語った。
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