葉山町観光協会(高木康之(こうじ)会長)が町役場産業振興課の一画から葉山ステーション(長柄)への事務所移転の準備を進めている。移転を機に、これまでなかった土日祝の観光案内が可能になる。
移転は観光協会事務局の民間移行に伴うもので、事務所は葉山ステーションのイートインコーナーとして使われていた場所に造られる。6月中の工事完了を目指し、これまで産業振興課長が担っていた事務局長も交代する。高木会長は「訪れる人たちが『観光したい』と感じるような、しゃれた造りにするつもりだ」と力を込める。
移転によってこれまでは役場閉庁日の土曜・日曜・祝日にできなかった観光案内も行えるようになるという。
テーマは観光と環境
観光協会会長が山梨崇仁葉山町長から高木会長に代わったのは昨年6月の総会。この1年間で事務所移転の準備や協会のウェブサイトの充実を図ってきた。
高木会長は「観光客のことも考えながら、町民が住みやすいまちをつくることも大切だ」と強調する。
観光客が増えることで懸念されるごみ問題。町がごみゼロ運動に力を入れ、町民も海岸や山の清掃に積極的で環境に対する意識が高い。
そこで、高木会長は観光資源の一つとしてごみ拾いをスポーツ感覚で楽しむ「スポーツごみ拾い」を案にあげる。以前、葉山元町商店会が森戸海岸で主催した大会では1時間で約200kgのごみが集まった実績がある。協会として町に住む人と観光客が一緒になってまちをきれいにする取り組みを応援したいと話す。「葉山町のロゴが入ったごみ拾いのトングが土産品になったりしたら面白いと思いませんか」と今から夢は広がる。
![]() 事務所が入る葉山ステーション
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