逗子警察署(加治屋正仁署長)は5月16日、特殊詐欺の被害を防止したとして逗子葉山高校2年生の三浦滉人(ひろと)さんに感謝状を贈った。
三浦さんは4月19日、アルバイト先のセブンイレブン逗子7丁目店で勤務中、プリペイドカードを購入しようとした70代女性の言動から詐欺を疑い、女性に対し警察に相談した方がいいとアドバイス。女性が警察に話をしたことで詐欺を未然に防ぐことが出来た。
三浦さんは「おばあさんが『パソコンがハッキングされてお金を振り込まないといけない』と話すのを聞いて、すぐに詐欺だと思った」と当時の様子を振り返り、「若者から見るとわかりやい詐欺でもだまされてしまうんだと改めて思った。多く高齢の方に詐欺の手口を知ってもらいたい」と話した。
加治屋署長は「声がけにも勇気が必要だったはず。高校生が関心をもって阻止してくれたことに感謝したい」と語った。
逗子署管轄内の今年の特殊詐欺被害は4月末時点で17件(前年比13件増)、被害額は2100万円(同1400万円増)にのぼる。
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