三浦半島で建設業などを営む13社で組織する(一社)三浦半島建物改修工事業協会は7月6日、葉山町と「建物改修応急措置に関する防災協定」を締結した。
地震や台風などの大規模災害時、被災者支援の地域拠点となる町役場や福祉文化会館、教育総合センター、消防本部などの公共施設が被災した場合、要請に応じて加盟業者が応急措置・復旧改修を早急に行う。
代表理事の岡田成煥さん((株)富士防)は締結式で、あらかじめ建物の状態を把握するなど平時から備えることで、「瞬時にお役に立てるのでは」と話した。山梨崇仁町長は「公共施設の老朽化が進んでいるうえに、災害が激甚化している。そうした中での協定は心強い」と語った。
協定締結は横須賀市に次いで2件目。
同協会は地域貢献が目的の建設業界団体。これまで新型コロナ感染症拡大防止のため、三浦半島4市1町へ計5万枚のマスクを寄贈している。
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