葉山町とともにエシカルアクション(自然環境・人や社会・地域を思いやった行動)を実践し、普及啓発に取り組む事業者「はやまエシカルパートナー」。その活動報告や、エシカル消費についてのグループワークを行う初めてのオフ会が10月24日、葉山町教育総合センターで開催された。14団体20人が参加。町は、共通目標に向かう団体同士のつながりから、新たに生まれる活動に期待を寄せる。
会では参加者全員が1人持ち時間1分で自己紹介をした後、「はやま夏みかんプロジェクト」「OK!ゼロウェイスト」「3pm・さんじ」「わかり・あ」「Silva」の5団体が活動のプレゼンテーションを行った。中には参加者に向け、同じ取り組みをしましょうという呼びかけもあった。
さらに3チームに分かれ、エシカル消費についてのグループワークで議論がなされた。その中で▽プラスチック容器が多すぎるので、メーカーの努力が必要▽賞味期限の短さがフードロスにつながる。すぐに腐るわけではないので、自分で考えることや子どもへの教育が大事▽エシカルという言葉が難しい。浸透には小さな活動の積み重ねと時間が必要▽「安さだけでなく価値観でいいものを買う」ということを葉山のプライド、文化として発信していくことが大事などの意見が出された。
参加したクラフトビール製造販売・葉山ブリューイングの菊池文武さんは「うちは工場なので100%エコというわけにはいかないが、何ができるかを考えるきっかけになった」と会の意義を語った。
葉山町はSDGs目標達成のために町民や事業者と連携・協働して「葉山クリーンプログラム」を推進。その一環としてエシカルアクションの賛同者を募り、さらにその賛同者からパートナーを募集し、現在29団体が登録されている。
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