任期満了に伴う葉山町長選挙の投開票が12月24日に行われ、無所属で現職の山梨崇仁氏(46)が無所属新人でITコンサルタント業の鳥山泰輔氏(61)との一騎打ちを制し、4選を果たした。得票数は7431票で鳥山氏の2002票を大きく引き離した。投票率は35・58%で前々回(2015年)の41・87%を6・29ポイント下回り、過去最低を更新した。
今回の町長選は3期12年の山梨町制の評価、町内で相次ぐホテルやマンションの開発問題などが主な争点となった。
山梨氏は「選挙戦で町民の方と話しをする中で、町への思いをたくさんいただいた。4年間を預かったので、今日からさらに気を引き締めて、これまで以上の覚悟をもって働く」と決意を表明。人口が減少する中、公共施設の老朽化や公共交通の減少などの問題、防災体制の強化に力を注ぐ考えを示した。
鳥山氏は「今回は選挙戦を成り立たせることが一つの大きな目標だったが、投票率35%というのは今の町民の意識なんだと認識した。ただ2002票は山梨町制への反対票だったと思う」と語った。今後は一町民として選挙戦を戦ったメンバーとも連携しながら様々な課題に取り組んでいきたいとしている。
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