市立久木中学校3年の桑原廷佳(たかよし)さんは、昨年11月に都内で行われた「令和5年度東京都知事杯第14回全国中学選抜U15レスリング選手権大会」の男子44kg級で優勝した。12月20日には、優勝の報告に桐ケ谷覚逗子市長を表敬訪問した。
桑原さんは今大会、階級を1つ上げたにもかかわらず2連覇。今年6月に行われた沼尻直杯全国中学生レスリング選手権大会と合わせ、3大会連続優勝を果たした。
父親の敏規さんによれば、小学1年生からこれまで82大会に出場し、優勝49回、準優勝13回、3位14回と76大会でメダルを獲得しているという。
無類の強さを誇る桑原さんだが、昨年2月に行われたアジア大会出場をかけた大会の決勝では昔からのライバルに敗れる挫折も経験。それを乗り越え、今の強さがある。
高校は佐賀県へ
春からは昨年のインターハイを制した佐賀県のレスリング強豪校へ進学する予定で、親元を離れての寮生活が始まる。大学1年生になる年にはロサンゼルスオリンピックの予選が行われる。桑原さんは「ここまで来たら(オリンピックには)出たい」と意気込み、桐ケ谷市長は「大きな大会の時には逗子の旗をもって応援に行きたい」とエールを送った。
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