「介護・読者の質問」 vol.19 人生100年時代今から始める終活のススメ
Q:介護関係は何度か学習会に参加して自分事として学んでいますが、ある日突然当事者になる不安が拭えません。配偶者が介護が必要になった時は私がなんとかできると思いますが、逆に私が倒れたら介護認定と日々の介護のタイムラグが心配です。認定が下りるまでに頼れる所はありますか?(67歳女性)
A:だれもが突然介護状態になる可能性は大きく、2025年には65歳以上の人は5人に1人が認知症になるという厚労省の予想データがあります。よって、配偶者にも最低限の知識をインプットすることが大切です。手始めとして地域包括や市役所で「介護保険の利用ガイド」をもらうこと。逗子市は「あなたのまちの介護保険」、葉山町は「ともにはぐくむ介護保険」のパンフです。
次に介護保険は結果が通知される前でも「後日、要介護認定が下りた時に申請した日に遡ってサービスを利用できる」制度なので安心して下さい。ただ、要支援や要介護認定を受けられなかった場合は利用したサービス料金は自己負担となることに注意!認定のレベルが違った場合は料金がややこしくなるので、それまで我慢している人もいますが、必要であれば最低限のサービスだけでも利用しましょう。要介護や要支援に当てはまらない方は介護予防や生活支援サービスが利用できますし、民間のサポートも紹介してもらえます。
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