春の全国交通安全運動(4月6日から15日)に合わせ、逗子警察署は11日、逗子出身の人気プロレスラー、米山香織さんを一日署長に招き、JR逗子駅前交差点で交通事故防止を呼び掛けるキャンペーンを行った。
あいさつに立った米山さんは「事故の多くは交通ルールの無視が原因。みんながルールを守ることで安全なまちになる」と訴えた。また、「プロレスは相手の動きを予測することが大事。交通安全も周りの動きを予測して」とも主張した。
その後、自転車に取り付けるリアライト、反射材、自転車のヘルメット着用を促すチラシなどが入った啓発グッズを、道行く人に渡し、記念撮影にも笑顔で応じた。
横須賀から来たプロレスファンの藤原渉太郎さん(12)は「米山選手はすごい人。交通ルールを守るように言われたので、しっかり守ります」と元気よく答えた。
志原光徳署長は「市内の事故件数は横ばいだが、2月には死亡事故も起きている。交通ルールを守って悲惨な事故を1件でも多く減らしましょう」と声を上げた。
逗子署によると、今年1月からの交通事故件数(4月15日時点)は37件。昨年同時期で4件増。死亡事故は1件起きている。
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