葉山町とコンピューター周辺機器メーカーのエレコム株式会社(大阪本社/石見(いわみ)浩一社長)は7月12日、同社が湘南国際村(葉山町上山口)に保有する研修施設「レクトーレ葉山湘南国際村」を災害発生時に避難所などとして活用する協定を結んだ。復旧ボランティアの宿泊施設、物資集積所、支援車両などの駐車場としても活用する。
山梨崇仁町長は「葉山町は南海トラフ地震が起きた時には7分で9mの津波が襲ってくると言われ、沿岸部の町民約1万人の避難が必要と想定している。あってはならないことだが、こうした(施設の提供)ことは大変心強い」と感謝を述べた。
石見社長は「災害時以外にも地域の方に使ってもらいたい。当社は地域貢献と地域密着を常に考えている。葉山町のみなさんと一緒に町をいい方向にするようにともに歩んでいきたい」と展望を語った。
同社は昨年12月に敷地内で温泉を掘り当てており、石見社長は「いずれは町民のみなさんにも開放していきたいと考えている」とも語った。
同施設は研修室や客室などに約570人の受け入れが可能だという。
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