ビーチサンダル販売の老舗「げんべい」で余剰在庫になっていたソールや鼻緒を使ったアップサイクル作品のコンテストが7月20日、葉山町福祉文化会館で行われた。事前応募で集まった約110作品から葉山文化協会会長らで構成された審査員と来場者の投票で最優秀作品1点、優秀作品5点、入賞20点、審査員特別賞1点が選ばれた。
最優秀作品は一色小5年の村井柊(ひいらぎ)さんの「グリーンタートル」。カメの甲羅部分に貼り付けられた海で拾ったシーグラス(浜に打ち上げられたガラス片)が印象的な作品。村井さんは「ウミガメが暮らせるようなきれいな海になってほしい」と作品に込めた思いを語った。家で鶏を飼い、鶏糞を肥料にして畑で野菜を育てるなど、普段からSDGsに取り組んでいるという。
げんべいの葉山英三郎社長は「今回は在庫を使った取り組みだが、今後は履き古したサンダルの活用法も考えていきたい」と新たな挑戦に言及した。
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