JR逗子駅の第57代駅長に就任した 長澤 宗和さん JR逗子駅勤務 50歳
楽しい仕事は地域と共に
○…逗子駅に着任し、1カ月余り。少しずつ地域を回る中で、「人の顔が見えるまちの暖かさ」を感じている。駅のホームに飾っている、地元の子どもの願い事が書かれた風鈴など、地域との交流が大事だと考えている。「駅員には駅業務だけでなく、地域の人と関わるイベントなどで交流を深め、社会人としての幅を広げてもらいたい」と親心を見せる。
○…30歳の時にコンピューターのメンテナンス会社から転職。「多くの人の役に立つ社会的意義のある仕事に魅力を感じた」。熱海駅を皮切りに武蔵中原駅、橋本駅で改札やみどりの窓口などの駅業務、横浜支社で企画や営業の仕事に従事してきた。前任地の尻手(しって)駅から駅長に。コロナ禍で駅利用者が減る中、「尻手駅検定」を実施し好評を博した。「逗子でも職員からのアイデアで企画を仕掛けたい」。その環境づくりが駅長の仕事だと肝に銘じる。
○…茅ヶ崎市出身。子どもの頃の遊びはもっぱら広場での野球だった。今も見るのは好きで小学生のころからの虎党。高校時代は居酒屋でのバイトに精を出した。厨房担当で、今も時々家で台所に立つ。「何故かオニオングラタンスープだけは家族から好評なんです」と笑う。武蔵中原時代に駅長に誘われて始めたゴルフはベストスコア88の腕前。「自然の中でのプレーは気持ちいいですよね」と年に10回ほどコースを満喫する。
○…「駅の仕事はチームワーク」だと強調。普段はそれぞれの業務にあたるが、遅延などのトラブルが起きた時は一丸となって対処する。他にも作業着を着て、草刈りや線路のポイント点検などをすることも。「暑い中、皆で取り組んできれいになると達成感がある。こういう作業が個人的には楽しいですね」
鎌倉市交通安全対策協議会初詣に合わせて鎌倉駅周辺の交通規制を行います。鎌倉への初詣は電車・バスをご利用ください。 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsuu_anzen/nennmatsu.html |
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