逗子市、逗子市商工会、金融機関などからなる逗子創業支援ネットワークが主催する「逗子創業スクール(全5回)」の最終講座が9月26日、逗子市役所で行われ、10人の受講者がビジネスプランの発表を行った。
本業がデザイナーだという浅野由衣さんは寿司職人として起業すると発表。飲食店メニューのデザインなどする中で、飲食業にも興味を持ち、日本独自の文化で自身も寿司好きなことから寿司職人を目指すという。出張形態をとり、法人・個人のイベントやインバウンドも念頭に置く。今後、学校に通い技術を学び、来年1月の開業を予定している。
他にもパーソナルトレーニングジム、ブックカフェ、出汁の販売、小学生を対象としたフリースクール、幼児から小学生対象のアート教室など、多様なジャンルの発表が行われ、参加者からはそれぞれの発表者に対し、収益のあげ方、商品の価格設定についてなど質問が相次いだ。
浅野さんは「逗子で起業を考えている人が多くいると分かって励みになった」と語った。
同スクールは市内で創業を考えている人、創業間もない人が対象で、ビジネスプランの作成、マーケティング戦略、資金調達、web・SNS戦略、人材確保・育成などについての講座を行い、63人が受講した。
スクール修了者は▽創業支援融資の融資利率引き下げ▽創業関連保証の特例等▽会社設立時の登録免許税の減免▽日本政策金融公庫の新規開業資金の貸付利率の引き下げ▽小規模事業者持続化補助金の創業枠での上限額アップなどの特典が受けられる。
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