星座にまつわるエトセトラ 「冬の星」
シリウス・ベテルギウス・リゲル・アルデバラン・カペラ・ポルックス・プロキオン。冬を代表する星座にある一等星の名前です。冬は空気も澄んで明るい星が多いので、美しい星空を楽しめます。そんな冬の星を俳句の季語ではどんな呼び方をするのか調べてみました。冬の星=晴れた冬の空に寒々とした鋭い光を放つ星。凍りついたように輝く様子から「凍星(いてぼし)」。木枯らしの吹くような冷たい夜に輝く星は「荒星(あらぼし)」。冬星(ふゆぼし)寒星(かんぼし)冬北斗(寒北斗)冬昴(寒昴)冬星座(ふゆせいざ)星冴ゆ(ほしさゆ)など。どれもキンと冷えた空気の中の星を表します。星だけではなく、冬月、冬満月、冬月夜、月氷る、冬の夕空に鎌のように鋭くかかる月を寒三日月(かんみかづき)などと呼び、冬の冴えた夜空にかかる天の川を、冬銀河とも呼ぶようです。
|
|
|
|
|
|