任期満了に伴う逗子市長選が7日、告示され、無所属で現職の平井竜一氏(48)以外に届け出がなかったため、平井氏が無投票で3選を決めた。同市長選での無投票は1981年以来、33年ぶり3度目。
2期目の4年間では、市が積年の課題としていた池子米軍家族住宅地区の一部共同使用を11月に実現。市民が利用できる「池子自然の森」の開園に道筋をつけた。また、治安や風紀の乱れが社会問題化していた逗子海水浴場の運営について、飲酒や入れ墨の露出禁止などを盛り込んだ条例規制を導入し、家族が安心して楽しむことができるファミリービーチの再生に取り組むなど、着実な市政運営を進めてきた。
無投票当選の結果について平井氏は10日、本紙の取材に応じ、「選挙戦が1日で終わってしまったため、3期目の政策を訴える時間が少なかった。その面では残念」とした上で「2期8年で色々な成果をあげてきた自負はあった。市民の皆様から『次の4年も平井に』と市政を託していただけた結果だと受け止めている」と述べた。
3期目の課題としては来年2月に開園する池子の森自然公園の整備や市民自治システムなどの市民協働事業推進などをあげ、「残されている課題については引き続きしっかりと取り組む。市民の信託に応えたい」と抱負を語った。
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