任期満了に伴う逗子市長選挙(12月9日告示、同16日投開票)で、現職の平井竜一氏(52)が4選を目指し、無所属での立候補を表明した。同市長選への出馬表明は桐ケ谷覚氏(69)に続いて2人目。
平井氏は今月5日、市役所で記者会見を開き、無所属で市長選に立候補する意向を表明した。
市は2018年度当初予算編成で7億円の財源不足が見込まれたため、緊急財政対策プログラムを実施。163の事業を見直すなど、対策を進めている。
平井氏は自治体の貯金に当たる財政調整基金が9億円に回復し、「財政の危機は脱した」と宣言。これまで任期12年間の実績に池子の森自然公園の実現や中学校給食の導入、民間委託や人件費削減といった行革の実施などを挙げた。そのうえで、今後も財政の健全化を図るために財政健全化条例を制定したいとするほか、「総合病院誘致プロジェクト」「池子の森自然公園プロジェクト」「シティプロモーションプロジェクト」を3つの柱に挙げた。
平井氏は早稲田大学卒。市議を経て、2006年12月に市長選で初当選。前回選挙では33年ぶりに無投票で3選を果たしていた。
今回の市長選には、市内の工務店(株)キリガヤ代表取締役の桐ケ谷覚氏が無所属での出馬を表明している。 (10月17日起稿)
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