桜の植樹や山道の整備などを行なっている「阿部倉山の森 保全の会」がこのほど、さくら功労者として公益財団法人日本さくらの会から表彰を受けた。
4月12日には会員5人が町役場を訪れ、山梨崇仁町長に報告した。
同会は2015年、地域住民らを中心に発足し、現在会員は15人。町北部に位置する阿部倉山で植樹や山道の整備を行っている。
親子を中心に、地域住民を巻き込んで植樹会を開いているのが特徴で、今年2月には70人以上が参加。県職員指導のもと、山桜50本、ソメイヨシノ50本の計100本を植えた。
会の副代表を務める前田潔さんは、現在の山の様子や植えた苗の育成状況などを報告。山梨町長は「何度か伺っているがいるが、その度にきれいになっており活動に感謝している。町の新たな名所になってほしい」とし、前田さんは「海だけでなく、葉山の山の魅力も高められるよう、これからも頑張っていきたい」と話していた。
同会は山頂の整備も進めており、枝木を剪定して相模湾が見渡せるビュースポットを完成させた。ハイカーに人気のスポットとなっている。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|