4月21日に葉山町議会議員選挙が行われ、新たな顔ぶれが決まった。
定数14に対し、20人が立候補した今回の選挙。現職が全員再選を果たした一方、新人の当選は2人にとどまった。投票率は48・33%(前回比4・37ポイントマイナス)。
初当選者の話
初めての選挙ながら、1千票以上を集めた中村和雄氏。「素直に嬉しいと思うのと同時に、責任の重さを感じている」と心境を語る。町内会連合会長や自治会長を務めた知名度を生かして、選挙戦を展開。人口減少に伴う税収減や公共施設の再整備に伴う支出の増大に対する危機感を強く持ち、「横浜市役所や社会福祉法人での勤務で得た知識や経験をもとに、前向きな議論を行っていきたい」と話した。
伊藤航平氏は、東日本大震災の被災地支援や町商工会青年部での活動などを通じ、「行政に対し、若い人たちが訴えないと町は良くならない」と1カ月半前に出馬を決意。建設関係の仕事をこなしながら、仲間と選挙戦を乗り切った。「450人以上の町民が自分に託してくれて身の引き締まる思い。町の課題は山積しているが、これから4年間、今まで以上に地域に入り込んで、街づくりをしていきたい」とした。
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