「介護が必要になったら」 vol.18 人生100年時代今から始める終活のススメ
昨年、Aさん(男性76歳)はめまいとふらつきを感じたので脳外科を受診したところ、大きな病院で検査が必要と診断され、救急車で入院。脳梗塞でした。早期発見だったため、手術はなく10日間の治療入院。逗子市・高齢介護課に申請し要介護認定調査は病院で行いました。1人暮らしで娘さんが横須賀市在住のため、すぐに介護サービスが必要だったのですが、がんの手術が1カ月先に予定されていて、そのための検査入院などで、ケアマネジャーや介護事業所を決めることが難しく、結局、要介護3の認定が出るまでの間、娘さんと自分とで何とか生活したそうです。現在は通所のデイサービスと在宅での訪問介護、特に言語と下肢のマヒを緩和するリハビリが中心です。通常は、本人や家族が高齢介護課に申請、または地域包括支援センターに相談します。認定審査は約1カ月かかり、要支援1・2、要介護1〜5のレベルで認定されますが、もし認定が下りなかった場合でも、介護予防や生活支援のサービスが受けられます。
介護保険料は国民全員が40歳から納めているので、利用することにためらいは不要です。
ご自分がどの地域包括の区域か、わからない場合は高齢介護課(逗子市)、福祉課(葉山町)に問合わせを。ずしエンディングノートには逗子市の介護関連窓口一覧表が掲載されています。
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