星座にまつわるエトセトラ 「土用の丑の日」
土用とは「土旺用事(どおうようじ)」の略で、土が旺(さかん)になり用事(働き)をするということ。つまり、土が最も働く時期。その土用は季節の変わり目の立春・立夏・立秋・立冬の直前の18〜19日間のこと。丑の日とは十二支の丑。日本は日付も時間も方角も十二支で表していたんですね。なので、12日毎に丑の日がやってきます。そして、夏に鰻というのは大伴家持が友人に「夏痩せには鰻を食せ」という歌を送っていることから、奈良時代には夏バテには鰻という認識はあったと考えられます。それが「夏の土用の丑の日に鰻」となったのは、江戸時代後期、平賀源内のキャンペーンによるものと言う説が有力です。鰻以外に、丑の日には「う」のつく食べ物を食べると良いとされます。例えば瓜(胡瓜(きゅうり)、南瓜(かぼちゃ)、西瓜(すいか)など)、梅干、うどんなど。今年は8月5日も土用の丑の日です。皆さんは何を食べますか?
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