逗子、葉山、横須賀、三浦、鎌倉の4市1町などから成る「三浦半島地域広域幹線道路整備促進期成同盟」は8月1日、国交省や県、県道路公社、東日本高速道路に対し、高速横浜環状南線や横浜湘南道路などの早期整備を求める要望書を提出した。
三浦半島の生産性向上や防災機能の強化、広域幹線道路ネットワークの整備を目的に毎年実施している。この日は要望書提出に先立って横須賀市役所で総会が開かれ、今年度の事業内容や要望書案などを決定。要望書では両道路に加え、三浦半島中央道路や三浦縦貫道路II期区間、都市計画道路西海岸線の早期整備、三浦縦貫道路と逗葉新道のネットワーク型ETCの導入と値下げや無料化など6項目を求めた。
総会のあいさつで、同期成同盟会長を務める上地克明横須賀市長は「激甚化する災害対策として道路ネットワークは物資輸送や救急救命活動で極めて重要だ。経済活動の維持や地域住民の命と暮らしを守るため、広域幹線道路は必要不可欠」と強調した。
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