秋の全国交通安全運動(9月21日〜30日)に合わせ、逗子警察署(志原光徳署長)と葉山警察署(柳川謙司署長)は9月26日、それぞれ啓発イベントを開催した。
逗子署はJR逗子駅前広場で聖和学院幼稚園のマーチングバンドが保護者や通行人が見守る中、グリーングリーン、ルパン三世などを披露。演奏が終わると大きな拍手に包まれた。その後、園児たちはヘルメット着用を呼び掛けるチラシや反射材、ポケットティッシュなどが入った啓発物を通行人に手渡し、交通安全を呼び掛けた。
逗子署によると今年に入り9月25日までで同署内での人身事故は105件(前年比1件減)発生。その内、高齢者の割合は40%以上を占めるという。
葉山署は葉山町福祉文化会館で町内の幼稚園・保育園児を対象に「交通安全教室と音楽鑑賞会」を開催。テレビ神奈川の増田美香アナウンサーを一日警察署長に招き、園児からの質問を受けたり、交通安全教育隊による寸劇や神奈川県警察音楽隊による演奏、プロマジシャン前田知洋さんによるマジックショーを行ったりした。
葉山署管内では同じく今年に入り、80件(前年比ス1件減)の人身事故が起こっているという。事故件数は速報値。
今年7月に警察庁が行った自転車ヘルメットの着用率調査によると、神奈川県は8・9%で41位だった。1位は愛媛県の69・3%。
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