現在、開催中の葉山町文化祭(10月16日〜11月17日(日))を葉山町教育委員会と共催する葉山町文化協会(伊東宥子会長)が創立30周年を迎えた。
同協会は11月3日(日)、葉山町福祉文化会館ホール(堀内)で記念フェスティバルを開催する。葉山町防衛協会の協力で、海上自衛隊横須賀音楽隊が演奏を披露。また同隊と葉山中学校、南郷中学校の吹奏楽部の生徒がコラボし、『アーセナル』『宝島』を演奏する。
1日から4日(月)にかけては同館大会議室でパネル展も実施。文化協会所属16団体の活動を写真で紹介する。
会員増強が課題
同会は1994年、前身の葉山町文化団体等連絡協議会から発展する形で創立。当初は20団体以上あり、会員数は1500人を誇った。30年を経る中で、会員の高齢化などもあり、現在は所属団体16、会員は約500人まで減少。その一方で昨年、「葉山で童謡をうたう会」が新たに入会するなど、明るい兆しもある。伊東会長は「文化祭の開催など、活動を継続していくためには会員の増強が一番の課題」と力を込める。
伊東会長は葉山町合唱連盟に所属。協会の創立当初は会計、その後第2代会長を務めるなど精力的に活動を続けてきた。9年前に再び第5代会長に就任。「30年あっという間だった。福祉文化会館での発足式を昨日のことのように思い出す。とにかく走り続けてきた。今の夢は葉山町歌を町民皆が歌えるようになること」と笑顔を見せた。
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