星座にまつわるエトセトラ 「二十億光年」
人類は「宇宙の年齢」のことまで考えてきました。その中の「ビッグバン理論」とは、過去、宇宙は小さい点のようで超高温・高密度の状態から爆発的に始まり、急激に膨張・冷却し、その過程で種々の元素が誕生したと言うものです。現在では「インフレーション理論」と組み合わせた形が標準宇宙モデルになっています。「宇宙が膨張している」ということが1929年、観測的に確立されました。そして46年から48年、ビッグバン宇宙論に基づいて推定された宇宙の年齢は20億年。現在は137億年と考えられていますので、宇宙もいろいろ解明されてだんだんと数字が変わってきてるのです。「二十億光年の孤独」という谷川俊太郎氏の詩集を初めて手にした時、何が二十億光年なのだろう?と不思議に思ったのですが、この詩集は52年に出版されたものということで、納得したのでした。
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