藤沢市は4月から、全ての小・中・養護学校の図書室に専門員を配置する。
今年度、小学校で5校、中学校で2校のモデル校を決め学校図書館専門員を置いたところ、児童、生徒の図書室への来室が増えたことから、全54校に広げるもの。約3000万円の事業費を新年度予算案に計上しており「これを機会に、多くの子どもたちを図書室に呼びたい」と話す。各校1人ずつ配置し週2回、月8回の勤務を上限としている。
7つのモデル校では、図書室の利用者が急伸。昨年4月時点で3664人だったものが、9月には6901人と約1・9倍に伸びた。司書教諭と一緒に専門員が管理・運営に参加することで、本の並べ方を従来の10進法から五十音順にしたり、教科書に出てくる作品を前面に出したり、クリスマスなどの季節行事にあわせ、室内装飾を施すなど、変化が出た。時間がとれず、図書室管理にまで手が回らない部分をカバーしていることも大きいという。
担当する市教育総務課では「想像以上に(子どもたちに)変化があった」と話す。全校へ広げることに「司書教諭らと話し合いをもちながら、現場にあわせて、地域性も考えながら柔軟にやっていきたい」と語る。
藤沢市では中学校で年間約1000万円、小学校で約2000万円を図書購入費に充てている。
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